白昼夢20080626
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入り組んだ場所の小さなレストランに派遣された。戦争中の国にいた。
いつも機嫌の悪い気高い初老の女性がオーナーだった。
しらない女の人と二人でウエイターをしていた。
レストラン内は水害が絶えなかった。
戦争が起こっていた。爆弾が炸裂するとバケツをひっくり返したような水があたりに降った。
どこからどこへ、どこからどこへ攻撃しているのかはよくわからなかった。
口うるさいオーナーが僕と女の人に色々と嫌みを言うのだった。
爆弾が炸裂して、オーナーの制服が汚れた。
「(知らない服の名前)が使えないのよ」
そう言ってオーナーは先に帰ってしまった。
レストランは人でごった返していた。
水の弾ける戦争も終わる様子がなかった。
僕と女の人は手分けして、水浸しになったお客の椅子を拭きテーブルを拭き、マフィンを拭きシフォンケーキを拭いた。
夜は戦争も止まった。
僕は古くなったトイレの個室の鍵を付け替えて回った。
しかし僕は正しく付け替えることができていなかった。
そのことに女の人に指摘されて気づいた。彼女が全部やり直してくれた。僕は申し訳ないという気持ちを伝えた。
女の人は鍵の赤と青(使用中と空き)の部分を指さして笑った。青い部分には何もかかれていなかった。
赤い部分には「初潮」と書いてあった。
悪い冗談だねこれは、といって苦笑いした。
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気がつくと僕は商店街の入り口にいた。
入り口近くにある銭湯の脱衣所の手前にはその場所に行かないと気づかない曲がり角があって、その向こうには飛び石のある庭のような空間があった。
さらに進むとそこには「闇」商店街があって大抵の店はシャッターを閉めていた。
薄暗い「闇」商店街を突き進んでいって、何度か角を曲がったところに、小さなレストランがあった。
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気がつくと僕は帰り道を探していた。
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気がつくと僕は父親に旅費を請求しろと言われた。
僕は1000円だよと答えた。
数日後に、お前嘘ついたな本当は3000円だろう、と言われた。
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僕は嘘をついていた。