Ubuntuのwine上でゆめにっき
仕事でも個人的にもUbuntuしか使わなくなったので(Office的な仕事だけその辺に落ちてたノートPCにWindows入れて作業してる)、ゆめにっきをプレイするにはwineか仮想マシンっていう選択肢があって、wine上で動くか調べてみたら割と問題なく動くようなので実際にやってみた。メモ。
画面はすぐ動くようになったけど、問題は音。
- 手始めにwineとlhaをインストール。
% sudo aptitude install wine wine-dev % sudo aptitude install lha
- ランタイムのダウンロードとインストール
http://www.famitsu.com/freegame/rtp/2003_rtp.html
自己解凍形式で落とした。
- ゆめにっき本体のダウンロードとインストール
- lha-sjisのインストール
lhaを展開してみて気付いたけど、ubuntu上だとファイル名が化けてまともに実行できない。lha-sjisというパッケージが必要らしい。
システム > システム管理 > 日本語環境セットアップ・ヘルパ
を起動。場合によっては色々なアップデートをしろと言われるので、素直にアップデートしたらちゃんと起動した。
インストールするパッケージをリストからチェックする画面が何回か現れるので、適当にチェックを入れる。リストのどこかにlha-sjisが現れるのでそれには必ずチェックを入れる。
lha-sjisがインストールされると、lhaを展開するとき自動的にsjisのファイル名をUTF-8に変換してくれる。
- とりあえず動いた
~/.wine/drive_c/Program Files など適当な場所に解凍したゆめにっきを配置。
ゲームスタート.exeを叩けば普通に動く。
ただ、自分の環境では音は鳴らなかった。
- MIDI関係
MIDIの再生ができるようにtimidityとSoundFontをインストール。してtimidityを起動。
% sudo aptitude install timidity timidity-interfaces-extra % sudo aptitude install fluid-soundfont-gm fluid-soundfont-gs % sudo vim /etc/timidity/timidity.cfg # 以下の記述を追記 source /etc/timidity/fluidr3_gm.cfg source /etc/timidity/fluidr3_gs.cfg opt -Os % sudo /etc/init.d/timidity start
- その他
まだ不安定。理由は分からないけど以下の手順で割と安定した。
アプリケーション > Wine > Configure Wine
でWineの設定画面を開く。
[オーディオ]タブを開く。
[Driver Selection]ではALSAを選択。
[DirectSound]ではハードウェア・アクセラレータを[Emulation]に設定。[ドライバ・エミュレーション]のチェックは外したまま。
これでなんとか普通にプレイできた。
たまにエラーを吐いて終了するので気長にやれたらいいかも。
ちなみ、にConfigure Wineの[画面]タブで、[デスクトップをエミュレートする]にチェックを入れると、ゲーム起動する度にフルスクリーンにならずに済みます。